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我が家の「柴距離」

こんにちは!

訪問看護ステーション卵の小川です!

今日は、我が家の愛する相棒、柴犬との日常のお散歩エピソードをご紹介したいと思います。

毎朝、そして日が暮れてから。

一日に二度の散歩は、私にとって柴犬にとって、欠かせない大切な時間です。

規則正しく繰り返されるこの時間が、何気ない毎日を特別なものにしてくれています。

とはいえ、うちの柴犬との散歩は、いつも絵に描いたようなスムーズなものではありません(笑)。

まず、リードをつけた瞬間から彼の「柴距離」が発動します。

これは、彼が自分の行きたい速度、自分の行きたい方向にしか進まない、

という我が家で勝手に呼んでいるルールです。

こちらが急いでいる時や、単に私が「今日はあっちの道を歩きたいな」と思っても、

彼の気分が乗らないと、まるでストライキのように地面に「ゴロン」と寝転んで抗議を始めます。

地面に寝転んで、完全にリラックスモード。

「いやだ。今日は、この景色を眺めていたい気分なんだ」

とでも言いたげな、ちょっぴり不満そうで、でもどこか悟ったような表情。

最初は焦ったり困ったりしたものですが、今ではそれも彼の個性だと思うと、たまらなく可愛く感じてしまいます。

まるで世界中の時間を止めてしまうかのような、あの堂々とした「ゴロン」抗議。

結局は彼のペースに付き合わされるのですが、そのおかげで普段見過ごしがちな風景をゆっくり眺める時間にもなり、むしろ感謝している自分がいるから不思議です。

特に、初めて見るもの、嗅ぐものは徹底的です。

まるで大学の先生が研究対象を吟味するかのような真剣な表情には、思わず笑みがこぼれてしまいます。

小さな石ころ一つにも、彼なりの物語があるのかもしれません。

彼のその真剣な好奇心を見ていると、私たちの日常がいかにたくさんの「発見」に満ちているかを教えてもらっているような気がします。

大人はつい目的地まで最短ルートで急ぎがちですが、彼の歩き方は「道草こそが本質」だと言っているようです。

今日も、そんなわがままだけど愛おしい相棒との散歩は、無事に(?)終了しました。

彼のゴロンと抗議する姿も、小さな探検家の顔も、全てが私の心を温かくしてくれます。

さあ、次は夕方の散歩。次はどんな「柴距離」を見せてくれるのか、今から楽しみでなりません。

2025年9月22日(月)15:03 | 訪問看護ステーション 卵

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